
↓↓公式Twitterで公開されている世界観テーマです。↓↓
争いや暴力、支配といった概念が存在しない世界。
ひとびとは自由を享受し、自らの生を謳歌していた。
自分たちが「正しさ」の奴隷になっていることに気づかないまま。
オワリビジョン。
週にいちど、世界に伝達される運命の告知。
オワリビジョンが示すのは”一週間後に訪れる、誰かの死の未来”。
突如として自らの運命を定められた者――対象者はオワリビジョンが告知したとおりに最期の一週間を生き、そして死んでいく。
対象者はこの世界に不要と判断された者たちであり、「正しさ」の枠組みから外れた者たちである。
対象者の排除に伴い、社会はよりよき姿へと発展していく。
何者も告知された運命から逃れることはできない。
そのことに、ひとびとはなんの疑問も抱かない。
「正しさ」とは力であり、結果である。
不可視の未来を示すという絶対の力。恒久的平和という揺らぐことなき結果。
ゆえにオワリビジョンは、この世界の「正しさ」そのものであり、いまを生きるひとびとが「正しい」側にいることを保証してくれる福音でもあった。
いつか自分が対象者になるかもしれないなど、ひとびとは夢にも思わない。
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